◇ 急落から約1カ月が経過した時点で、予定していたとおり、今日の例会を開催しました。
◇ 多くの銘柄は、不自然な下ヒゲをつけて元の値位置まで戻っています。でも、立ち上がって、ある程度の値位置にいた銘柄は、ひと相場おわりという雰囲気です。株式市場の環境に変化はないと認識し、今後も強気継続ですが、かるいガラガラポンをくらったので、10月の例会で9月足を見て一応の判断がつく、くらいに考えています。
◇ 急落のあと、新高値を取った買い銘柄が3つあります。内容のよいものは素直に買われています。全体も、10月になれば落ち着いてくるのではないでしょうか。あとは、もう少し早めに落ち着く銘柄が、どれくらいあるかを観察します。
◇ 注意銘柄で、中途半端に強張っていたあと、今回の急落で心地よい水準まで下げてくれたものも散見されます。「待っていてくれた」「今後、タイミングをさぐるのが楽しみ」というところです。
◇ 今月は、新規の買い銘柄は選定しませんでした。ただ、10月以降に選ぶかもしれないと考えている、具体的な銘柄があります。
※新規の買い銘柄については、『林投資研究所レポート』会員向けに「速報レポート」をお届けします。
今月は買い選定がなかったので、銘柄選定のポイントなどを、事例を挙げながら紹介しようかと考えています。
◇今月の銘柄異動
倍化達成確認 0銘柄
新規買い選定 0銘柄
新規注意銘柄 3銘柄
注意銘柄から除外 1銘柄
※今後の展望を含めた詳細は、今月末に発行する『研究部会報』9月号に掲載します。
- 『林投資研究所レポート』会員には、新規買い銘柄の速報（解説）を、月末ごろにメール配信します。
- 『研究部会報』および『林投資研究所レポート』には、FAIクラブ例会での議論などを紹介しています。実践者の声を、有効活用してください。
- FAI投資法の補足資料として、「小動き・長大陽線・連続陽線」リストを掲載しています。
2024年9月7日 林 知之