◇ 日経平均は横ばいですが、TOPIXはジワッと上向き。選考銘柄も全般にしっかりしているなか、個別で伸びる銘柄があるからです。半面、この1カ月で適度に売られている銘柄も少なくありません。適当に変化がある、ということです。
秋ごろまで動きに乏しいと予想する向きもありますが、そう説明したくなる状況だったとしても、それなりに個別銘柄の動きが継続する可能性は高いと感じています。
◇ 今月の例会では、2銘柄の倍化達成(終値で買い選定時の2倍)を確認しました。静かに上伸する銘柄が、それなりにあるということです。
◇ 今月の例会では、買い銘柄を選定しませんでした。しかし、「そろそろか」とワクワク感のある銘柄が、6銘柄ほどあります。来月あたり、1銘柄か2銘柄は買い選定する可能性があります。
◇ 注意銘柄(候補銘柄)のなかにも、上伸する銘柄が散見されます。各種の条件で「選ぶタイミングはなかった」と思えるものばかりなので、少し引っかかるものの、判断基準やチャート観察の感覚を調整するつもりはありません。今後チャンスはない、と判断した3銘柄は、リストから除外しました。
※新規の買い銘柄については、『林投資研究所レポート』会員向けに「速報レポート」をお届けします。
今月は買い選定がなかったので、上記のワクワク銘柄を紹介します。
◇今月の銘柄異動
倍化達成確認 2銘柄
新規買い選定 0銘柄
新規注意銘柄 0銘柄
注意銘柄から除外 3銘柄
※今後の展望を含めた詳細は、今月末に発行する『林投資研究所レポート』6月号に掲載します。
- 『林投資研究所レポート』会員には、新規買い銘柄の速報(解説)を、月末ごろにメール配信します。
- 『研究部会報』および『林投資研究所レポート』には、FAIクラブ例会での議論などを紹介しています。実践者の声を、有効活用してください。
- FAI投資法の補足資料として、「小動き・長大陽線・連続陽線」リストを掲載しています。
2024年6月8日 林 知之