◇ 株価指数の上昇が鈍るなか、3月までに上昇したあと水準を保っている銘柄が意外と存在しています。FAIの買い銘柄も適度に動きをみせていますが、勢いづく銘柄が少なく、なんとなく“流れが感じられない”印象も否めません。
◇ この先、株価指数の動きが鈍ったまま、新たに物色される個別銘柄、ジリ高から少し勢いづく個別銘柄が出現する期待はあります。しかし、市場全体が弱含んで、1~2カ月くらいモタつく銘柄が増える可能性もあるでしょう。
◇ 短期的な予測は別として、中長期では、市場の好転が継続していると感じます。これからも、ゆっくり、じっくりと銘柄を選定していく予定です。
◇ 今月の例会では、直近の倍化達成(買い選定から2倍)が1銘柄あることを確認、2銘柄を新規の注意銘柄に選定しました。しかし、新規の買い銘柄は選定しませんでした。「もう1、2カ月観察して買い選定するかもしれない」という銘柄がいくつかあり、とりあえず来月例会(5月11日)までの値動きを楽しみにしています。
※新規の買い銘柄については、『林投資研究所レポート』会員向けに「速報レポート」をお届けします。
(今月はなかったので、候補として議論した銘柄を紹介、解説する予定です)
◇今月の銘柄異動
倍化達成確認 1銘柄
新規買い選定 0銘柄
新規注意銘柄 2銘柄
※今後の展望を含めた詳細は、今月末に発行する『林投資研究所レポート』4月号に掲載します。
- 『林投資研究所レポート』会員には、新規買い銘柄の速報(解説)を、月末ごろにメール配信します。
- 『研究部会報』および『林投資研究所レポート』には、FAIクラブ例会での議論などを紹介しています。実践者の声を、有効活用してください。
- FAI投資法の補足資料として、「小動き・長大陽線・連続陽線」リストを掲載しています。
2024年4月13日 林 知之