◇ 期待を裏切るように、個別銘柄のダラダラした動きが継続していました。しかし、11月最終週に場味が好転したと感じました。そんな個人的な感覚をもとに、12月の第1週は少しだけ買い進みました。しかし、市場全体は、株価指数の水準とは関係なく、明るくなったとは言いがたい雰囲気です。11月に、売り込まれた銘柄が急騰する事例が散見されましたが、一時的な動き、ノイズのようなものではないかと考えています。やはり、月足でじっくりとトレンドを見ていくべきではないでしょうか。
◇ FAIクラブの買い銘柄を見ると、まずまずのものがあると感じますが、手放しで強気になれない感じです。候補の注意銘柄では、弱々しい値運びの銘柄が目立ちます。そのなかでも値固めが進んでいて「そろそろどうだろう」と感じる銘柄についても、「慌てる必要もないか」と買い選定を見送りました。
◇ 私個人は来週以降も買い進みますが、ゆっくりのペースを意識します。また、資金稼働率も抑えておく予定です。
※新規の買い銘柄は選定しなかったので、『林投資研究所レポート』会員向けの「速報レポート」には、例会での議論から、銘柄選定のヒントになる情報をお届けします。
◇今月の銘柄異動
倍化達成確認 0銘柄
新規買い選定 0銘柄
新規注意銘柄 3銘柄
注意銘柄から除外 2銘柄
※今後の展望を含めた詳細は、今月末に発行する『林投資研究所レポート』12月号に掲載します。
- 『林投資研究所レポート』会員には、新規買い銘柄の速報(解説)を、月末ごろにメール配信します。
- 『研究部会報』および『林投資研究所レポート』には、FAIクラブ例会での議論などを紹介しています。実践者の声を、有効活用してください。
- FAI投資法の補足資料として、「小動き・長大陽線・連続陽線」リストを掲載しています。
2024年12月7日 林 知之