◇ 株価指数の水準は高いのですが、個別銘柄の動きはさえません。株価変動はすでに一定レベルで政治を離れていると感じるので、これから先は純粋に値動きを見てよさそうですが、現時点では「ゆっくり買い」というところかもしれません。
◇ 買い銘柄は、値ごろ的にいい位置まで下がったものが多いと感じますが、前述したように、個別銘柄の動きはさえません。強いとはいえない流れです。値固めの期間を想定しておくほうが賢明でしょう。注意銘柄のなかに、直近で不意に上昇したものもありますが、全体としては“これから値固め”という雰囲気のものが多くみられます。
◇ 慎重なコメントを並べましたが、こういった想定を覆すような好転がみられることを、心の中では期待しています。そうなったら方針を変更し、買いのペースを速めていきます。
◇ 今月は、1銘柄を新規の買い銘柄として選定しました。もう少し待とうかと迷う部分もあったのですが、かなりの低PBR、高配当利回りの銘柄なので、買い選定を決断しました。
※新規の買い銘柄については、『林投資研究所レポート』会員向けに「速報レポート」をお届けします。
◇今月の銘柄異動
倍化達成確認 0銘柄
新規買い選定 1銘柄
新規注意銘柄 0銘柄
注意銘柄から除外 0銘柄
※今後の展望を含めた詳細は、今月末に発行する『研究部会報』11月号に掲載します。
- 『林投資研究所レポート』会員には、新規買い銘柄の速報(解説)を、月末ごろにメール配信します。
- 『研究部会報』および『林投資研究所レポート』には、FAIクラブ例会での議論などを紹介しています。実践者の声を、有効活用してください。
- FAI投資法の補足資料として、「小動き・長大陽線・連続陽線」リストを掲載しています。
2024年10月5日 林 知之