◇ 9月には選定銘柄の多くが水準を上げましたが、その後は急にしぼんでしまいました。ただ、状況に大きな変化はないようなので、落ち着いた段階で再び、下げ止まりを確認して買っていけるのではないでしょうか。原則どおり、月足と場帳でゆっくり判断できると思います。
◇ 直近のような急激な変化は全く期待外れですが、そんなことも当たり前に起こるのが株式市場という場です。また、そうした変化が、利益のもとです。余裕を維持して売買することで、柔軟に受け流すだけです。資金管理も含めて29項目のルールで体系づけられているFAI投資法は、やはり安心感があります。
◇ 今月の銘柄異動は、倍化達成を1銘柄確認しただけです。新規の銘柄は検討せず、課題として取り組んでいる「買い銘柄リストの見直し」について、林からの提案資料を配付して説明しました。11月の例会で、深く議論する予定です。
大幅に上昇し、低位株投資の観点で眺めるのが難しい銘柄をリストから外すなど、実践のための資料という観点を意識して整理する予定です。
『研究部会報』11月号で詳しくお知らせします。
※『林投資研究所レポート』会員には、月内に「速報レポート」をお届けします。
(新規買い銘柄はありませんが、その候補など、例会の議論を取り上げた内容をメール配信します)
◇今月の銘柄異動
倍化達成確認 1銘柄
新規買い選定 0銘柄
新規注意銘柄 0銘柄
※今後の展望を含めた詳細は、今月末に発行する『林投資研究所レポート』10月号に掲載します。
- 『林投資研究所レポート』会員には、新規買い銘柄の速報(解説)を、月末ごろにメール配信します。
- 『研究部会報』および『林投資研究所レポート』には、FAIクラブ例会での議論などを紹介しています。実践者の声を、有効活用してください。
- FAI投資法の補足資料として、「小動き・長大陽線・連続陽線」リストを掲載しています。
2023年10月14日 林 知之