コード | 4811 |
---|---|
著者 | 林知之 |
出版・制作 | マイルストーンズ |
大きさ | A5判 |
備考 | 280ページ |
価格 | 2,750円(税込) |
価格の自律的な動き、つまり自然に発生する変動を利用して利益を上げる「うねり取り」は、数多くのプロ相場師が好んで利用している。この「うねり取り」による売買法を基本から実践まで、幅広く、丁寧ににわかりやすく解説する。また、「うねり取り」を実現するための機械的売買手法である「中源線建玉法」の基本ルールや実践上の注意点についても言及。「うねり取り」を実践しようという投資家にとって、バイブルとなる一冊である。
この本の内容を「チラ読」できます
こちらをクリック(別ウインドウでPDFファイルが開きます)
本文の一部がWEB上の連載に!
[連載]プロの分析思考に学ぶ―「うねり取り」株式投資の実践法
この本の一部が、幻冬舎ゴールドオンラインで連載されています。
※幻冬舎ゴールドオンラインは、『財産を「守る」「増やす」「残す」ための総合情報サイト』を目指すWEBサイトで、企業オーナー・富裕層を主要読者ターゲットとしています。
【第1回】株式投資では「カラ売りのほうがやさしい」といえる理由
【第2回】プロトレーダーの多くが備えている「真の瞬発力」とは何か?
【第3回】株式投資のための情報処理・・・「アウトプット」の重要性とは?
【第6回】株式投資でプロの技法を実践…「練習売買」のポイント
【第9回】 見込み違いによる損失・・・金融取引の「最大の経費」とは何か?
【第11回】 株式投資で「損切り」より「利食い手仕舞い」が難しい理由
【第12回】利食いや損切りは潔く・・・うねり取り投資の「手仕舞い」の心得
【第13回】 株式投資で大切にしたい「守備範囲を絞り込む」という発想
【第14回】 株式投資で分析による「必勝法」が成立し得ない理由
【第15回】 プロは逆張り? 株式投資における「値動き」との向き合い方
【第16回】 株式投資の「順張り」で勝つための適切なタイミングとは?
【第17回】 株式相場の上げを活用した究極の売買方法「乗せ」とは?
【第18回】 株の値動きの中で活用したい「ツナギ」のテクニック
−目次−
第1章
投資情報の8割は有害
- 株式市場には夢がある
- トレードとセックスは、他人の行為を見る機会がない
- 株価を押し上げるのは「人気」
- 材料の価値
- 材料がきっかけでトレンドが生まれる
- 株価の先見性
- 情報の多くは単なる断片だ
- 新聞の読み方
- トレードに知識は不要
- 価格だけを見れば十分
- 「安く買う」「高く売る」は誤り
- 間違いだらけのナンピン論
- カラ売りは危険なのか
- 強迫観念で行動するな
- 投資家は保護されていない
- 自分の答えを出す
第2章
相場技術論とトレードの準備
- 金融マーケットの真実と勝つための方法論
- 自滅しないために
- 思想と実践方法の整合性
- 相場技術論は非常にプレーン
- テクニカル分析の三原則
- 価格だけを見る直接法
- マーケットは自分の都合を聞いてくれない
- 予測とは何か
- 予測の的中率、勝率、そして利益率
- 「わからない」という答え
- 当てようとする気持ちも捨ててはいけない
- トレードの三要素
- トレードの分類
- 準備に時間をかけろ
- シンプルで実用的な理論を持て
- 趣味的要素の排除
第3章
うねり取りを実践する古典的手法
- 流行と古典
- 数カ月を基準にする
- 価格ではなく日柄が基準
- 季節的な変動がある
- カレンダーで売り買いしても儲かる?
- “専門バカ”で上げと下げの往復を取る
- “事件”がないのが良い銘柄
- 条件は「地味な安定」
- 当てるのではなく流れについていく
- 生活費を稼ぐ職人の売買
- 道具は日足と場帳、そして玉帳
- 日足
- 場帳
- 日足と場帳の併用
- 玉帳
- アナログ作業の効果
- 区切りをつけるという発想
第4章
うねり取り実践のポイント
- 上げ相場の難しさ
- 瞬発力の勝負
- インプットとアウトプット
- 売りと買いで売買
- 分割が必須
- 練習の方法
- 試し玉と本玉
- 試し玉は売り買いが逆でもいい
- シゴトとしての売買と経費の損
- 損切りは試し玉の段階で
- 利食いと損切り、どちらが難しい?
- 手仕舞いは素早く
- 慣れることの有利さ
- 値動きを体感する
- 「プロは逆張り」ってホント?
- イメージは「順張り」でいい
- 究極は乗せ
- ツナギ
- ドテン
- 中源線建玉法は「うねり取り」だ!
第5章
機械的判断でうねり取りを実現する「中源線建玉法」
- 株価の波を泳ぐ感覚
- 折れ線チャートを利用するワケ
- 「順行」「逆行」という発想
- トレンド転換の基本概念
- 3分割で建玉をコントロールする
- 「順行」は放置、「逆行」に注意する
- トレンド転換の補助ルール
- 「再転換」がポジション操作のキモ
- キザミ設定で転換のタイミングは変わる
- 確固たる答えを示す
- 実際に中源線を引いてみる
- 基本は「普通転換」
- 「42 分転換」と「再転換」に注意
- 中源線を「道具」として使いこなす
第6章
中源線の活用と運用上の注意
- 中源線はシステムトレードなのか(1)
- 中源線はシステムトレードなのか(2)
- 中源線研究の三本柱
- シンプルな基準を貫く
- 中源線を身につける
- 分割による建玉操作(1) なぜ分割なのか?
- 分割による建玉操作(2) なぜ3回なのか?
- ブラックボックスの罠
- トレードの「守・破・離」
- 中源線の可能性
- 机上の計算と人間の盲点
- 高い勝率を求めない損小利大
- ダマシは避けられない
- 資金管理を怠らない
- 「計算」に偏りすぎるな
- 中源線をアレンジする
第7章
トレードは常に自分が中心
- 日々是決断
- 「何を買うか」ではなく「いつ買うか」「どこで売るか」
- 事前の想定に必要な「いつ」
- 生き残りを第一に考える
- 計画はネガティブ思考、実行はポジティブ思考で
- 禁止事項は肯定形に置き換える
- 利己的な行動が正しい
- 個人投資家の武器を利用する
- 売るべし、買うべし、休むべし
- 個人投資家こそプロの視点をもつべき
- 経験とは何か
- 女性が優秀な理由
- 自分の立ち位置を決めろ
- 真逆を考える
- 予測は当たらない
- 企業分析は他人、値動き分析は自分の手で
- 確信ある自分流を
- 投資家としてのゴール設定