中源線建玉法とは?
中源線建玉法は、終値を結んだシンプルな折れ線チャートから陰・陽を判断し、かつ3分割の売買を規定する機械的売買手法です。
トレードの主な要素が3つあります。
- 予測法(「値動き」という事実に価値判断を加える)
- 建玉法(価値判断に基づいてポジションを操作する)
- 資金管理(避けられない見込み違いを考えて資金効率を最大にする試み)
しかし、基準が少しでもあいまいだと、次のようなことが致命的なミスとなります。
- ポジションを取る基準が明確ではない(ブレがある)
- 結果として、適切な手仕舞い(利食い、損切り)が実行できない
中源線建玉法のシンプルなルールなら、実践する者として納得できます。
そして、避けられない見込み違いを容認しながら、3分割のポジション操作で微調整するという、まさにプロのトレードを誰でも実現することが可能です。
セミナーのゴール
達成目標は「深い理解」と「実践への道筋」
ゴール(達成目標)とは、必ず到達する状況を明確にしたものです。
セミナーが終了した時点で、次のような状態になるようカリキュラムを組んでいます。
- 中源線のルールを完全に確認している
- 根底にある考え方(トレード思想)を理解している
- 今日から中源線のチャートを引くことができる
そして、実践に移ります。
サイズを抑えた練習売買、実験的な売買を経て、次のような状態に変化します。
- 迷いながらもルールの理解が深まる
- 頭での理解とからだの感覚が一致する
- 中源線建玉法を道具として使いこなす
- 自分なりの解釈や認識がある(アレンジすることが可能)
中源線建玉法 基本コース 詳細
項目 | 内容 |
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日時 | 10:00 〜 17:00(ランチタイム1時間) |
場所 | 林投資研究所オフィスまたは都内貸会議室 |
講師 | 林 知之 |
参加費用 | 一般 39,600円(税込) 会報会員/シグナル配信会員 26,400円(税込) 「中源線 実践コース」再受講 13,200円(税込) |
- 1日で完結する内容です。参加人数は9人を限度としています。
“実践者同士の対話”がある参加型
「講師→受講者」と一方通行で情報を与えるだけならば、本を読んでもらえば十分です。実践者の感情を刺激することに、ライブの意味があると考えます。
中源線の各ルール、その背景、実践上の注意点──伝える情報が多いので、時間的には講師の説明が主となりますが、練習問題を解くことでアウトプットがある、少人数なのでいつでも質問できる、といった工夫で、双方向のコミュニケーションが実現する「参加型」を強く意識しています。
実践者が講師を務めます
中源線は、値動きの判定がルール化されています。
でも、そのルールを淡々と説明するだけ……そんな“眠たい”講義を聞かせたくありません。
実践する者が講師を務め、実践者同士の対話で進めるのが、林投資研究所のセミナーです。
練習問題をグループで考える
講師の林知之が手がけた専用テキストには、ルールを短時間で頭に入れるための練習問題があります。
各問題の難易度や参加者の理解レベルなどを基準に、単独で解く、グループで解くなど、より効果のある学習方法を選びながら進めます。
実践する者同士、同じ場で中源線を学ぶ者同士の対話によって、単なる座学の領域を大きく超えた、実践的な学びの場をつくり出します。
最大9人、マンツーマンのクオリティ + 仲間がいる心地よさ
最大でも9人限定で開催します。
個々の質問に対応することが可能なうえに、周囲には一緒に学ぶ仲間がいるという、理想的な学習環境を意識しています。
タイムマネジメントに気を配ります
遠方からでも参加しやすい「午前10〜午後5時」の設定
終日セミナーですが、朝は少し遅めの午前10時スタート、夕方の5時には終了します。
「落ち着いた気持ちで参加したい」と前のりする人も多いようですが、少しくらい遠方でも日帰りで参加できます。
終了時刻はきちんと守ります。第1回から最新回まで、終了時刻を3分以上過ぎたことがないのが、自慢のひとつです。
- 朝10時スタート → 午前の部 → ランチタイム1時間 → 午後の部(こまめに休憩) → 午後5時終了
お申し込み方法
項目 | 内容 |
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電話 | 03-5261-5101 (平日9:00〜16:30) |
申し込みフォーム | 林投資研究所オンラインショップからお申し込みください |
- ご希望のセミナー、ご住所、お名前を明記してください。
- 必ず電子メールで返信します。数日しても返信がない場合は、こちらに届いていないとご理解ください。
- 状況に応じて順次、設定しますので、最新の日程についてはWebサイトまたは電話にてご確認ください。
午後の休憩はこまめに
いろいろと工夫していますが、ふだんとは異なる状況で何時間も勉強するので、午後は少し眠くなることもあります。
だから、午後の休憩はこまめに取ります。
少人数なので、長机1つを1人で使って広々としていますから、眠気覚ましの体操をする余裕だってあります。
事前アンケートで声を聞きます
1日の流れ(カリキュラム)は決まっています。また、内容が濃いので、それなりに忙しく過ごすことになるでしょう。
しかし、その中で、少人数制ならではの強みを発揮するために、受講するかた一人一人のご希望を事前に送っていただきます。
事前アンケート 主な項目
- 相場の経験
- 中源線建玉法の実践経験
- 中源線でわかりにくい点
- 当日、特に希望すること
セミナー後の追加質問にもお答えします
丁寧に計算したカリキュラムで、ルールの内容と背景、実践への心構えを説明しますが、セミナー受講後に迷ったり疑問が出ることがあるのは当然です。
- 実際に線を引いてみたら判定に迷う場面がある
- ルールの組み合わせで混乱が生じた
- 次のステップについて相談したいことがある
このように、セミナー後の心配もあるでしょうが、講師の林知之が、追加の質問にお答えしています。
ご質問は、電話、電子メール、FAXで受け付けていますし、事前に予約してもらえれば、来訪によるご相談・ご質問に応じています(時間を空けてお待ちします)。
実際に中源線チャートを引き、「これで合っていますか?」と持参するかたもいます。
テキスト以外にも教材を用意します
必要な事柄は、すべてテキストに盛り込んであります。
しかし、学習の姿勢は人それぞれ。「あれを持ってくればよかった…」という後悔をゼロにしたいので、ちょっとした小物も含めて備品をご用意しています。
- 練習問題を別プリント
テキスト内の練習問題を、別の用紙にもプリントして配布します - 実例チャート
ルールとともに中源線の特徴を実践的に確認するため、実例のチャートを使用します。
もちろん、お持ち帰りの教材にも入っています。 - 文具セット(人数分ご用意します)
練習問題を解くためのペン類(フリクションボール3色、シャープペンシル)、定規、消しゴム等 - 情報カード、付箋紙
ちょっとした気づきをメモしたい──小さな紙が意外と力を発揮するものです
参加者の満足度は96%
毎回、終了時にアンケートをお願いし、いただいた意見を盛り込みながら微調整を行っています。
その際、参考としてお聞かせいただいている「満足度」については、以下の通り、5段階評価の上位2つ、「たいへん満足」と「満足」をあわせて96%に達しています。
- 集計結果は、第17回終了時点のものです。
セミナー直後のアンケートでは、評価が高めになる傾向があるのですが、それを差し引いても、十分に満足してもらえていると自負しています。