◇ 思っていた以上に、市場全体は落ち着いています。10月中旬あたりからは、新政権の動向を軸にした“政治ネタ”が減って本格的に落ち着いてくるのではないかと予測していますが、現時点では「慌てて買う必要もなさそう」という印象です。
◇ 石破政権の誕生に落胆する市場関係者が多いはずですが、それほど極端なこともできないでしょう。徐々に、政治を離れて株価が動いていくと期待します。
◇ 繰り返し述べていますが、市場の基本的な状況に変化はないと認識しています。これまでどおり、淡々と基準に従って銘柄を選定していきます。準備として、注意銘柄(候補)がかなり増えたので、基準を適用して見直し、見込みのないものを11銘柄、今月の例会で除外しました。業績が向上しそうもないというネガティブな判断を下した銘柄もありますが、「良い銘柄で上昇しそう、でもFAIで選ぶチャンスはなさそう」と判断したものもあります。
◇ ちなみに、5月以降は、「どうも中途半端だ」と考えて、新規の買い銘柄を選定しなかったのですが、ジッとしていて正解でした。
◇ 今月は、1銘柄を新規の買い銘柄として選定しました。内容は良好、少し前に兆しのような上げ方をみせたのですが、適度に押してくれたので決断しました。
※新規の買い銘柄については、『林投資研究所レポート』会員向けに「速報レポート」をお届けします。
◇今月の銘柄異動
倍化達成確認 0銘柄
新規買い選定 1銘柄
新規注意銘柄 1銘柄
注意銘柄から除外 11銘柄
※今後の展望を含めた詳細は、今月末に発行する『林投資研究所レポート』10月号に掲載します。
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- 『研究部会報』および『林投資研究所レポート』には、FAIクラブ例会での議論などを紹介しています。実践者の声を、有効活用してください。
- FAI投資法の補足資料として、「小動き・長大陽線・連続陽線」リストを掲載しています。
2024年10月5日 林 知之