◇ 日経平均、TOPIXともに再び上昇しています。そのわりには直近、個別の動きがよくありませんが、この1カ月の流れは順調、選定銘柄の一部が着実に伸びています。
◇ スカッと取れず、ポジションを持つとジレる展開です。手仕舞い売りを強く意識して余裕をつくり、じれったいながら順調な相場にジワッと合わせていく姿勢が求められると感じます。
◇ 「そろそろか」と観察していた銘柄がありますが、今月の例会では買い選定を見送りました。全体に好調な展開ながらスピード感には欠けるので、慌てて選はずにゆっくりめの対応が正解ではないか、と判断しました。
◇ 今月は新たな候補が11銘柄提出され、そのうち10銘柄を注意銘柄に選定しました。値動きにクセのありそうな銘柄もありますが、軒並み強烈な割安感のあるものです。もちろん、今後の業績動向次第ですが、「お宝銘柄は、まだまだ数多くある」と感じます。株価指数の水準は高いのですが、そういった割安な銘柄、この数年で大きく下げている銘柄がたくさんあります。
※新規の買い銘柄については、『林投資研究所レポート』会員向けに「速報レポート」をお届けします。
今月は買い選定がなかったので、新規の注意銘柄についてポイントを紹介します。
◇今月の銘柄異動
倍化達成確認 0銘柄
新規買い選定 0銘柄
新規注意銘柄 10銘柄
買い銘柄→注意銘柄 1銘柄
注意銘柄から除外 4銘柄
※今後の展望を含めた詳細は、今月末に発行する『研究部会報』7月号に掲載します。
- 『林投資研究所レポート』会員には、新規買い銘柄の速報(解説)を、月末ごろにメール配信します。
- 『研究部会報』および『林投資研究所レポート』には、FAIクラブ例会での議論などを紹介しています。実践者の声を、有効活用してください。
- FAI投資法の補足資料として、「小動き・長大陽線・連続陽線」リストを掲載しています。
2024年7月6日 林 知之