◇年明け以降、個別銘柄の動きがさらに好転しています。その結果、候補の注意銘柄で大きく上昇する銘柄が見受けられますが、仕方がありません。これからは少し姿勢を積極化するかもしれませんが、こだわりの基準は変えずに、じっくりと銘柄を選定していきます。
◇既存の買い銘柄で、しばらく低迷していたものにも、動意づく気配があります。割安銘柄が見直され、物色の裾野が広がる期待もあります。いわゆる春高を想定することも可能という状況でしょうか。
◇今月は、「内容は良好だがFAIの観点で選びにくい」銘柄、「選定するタイミングなく上昇してしまった」銘柄などを3つ、注意銘柄から削除したほか、新規の買い銘柄を1つ選定しました。新しい買い銘柄は、じっくりと底固めをしたあと直近の数カ月で兆しと思える動きをみせています。わりと買いやすい、“FAIらしい”銘柄だと思います。
◇今月の銘柄異動
倍化達成確認 0銘柄
新規買い選定 1銘柄
新規注意銘柄 2銘柄
注意銘柄から除外 3銘柄
※今後の展望を含めた詳細は、今月末に発行する『林投資研究所レポート』2月号に掲載します。
- 『林投資研究所レポート』会員には、新規買い銘柄の速報(解説)を、月末ごろにメール配信します。
- 『研究部会報』および『林投資研究所レポート』には、FAIクラブ例会での議論などを紹介しています。実践者の声を、有効活用してください。
- FAI投資法の補足資料として、「小動き・長大陽線・連続陽線」リストを掲載しています。
2023年2月4日 林 知之