FAI投資法とは

FAI投資法

FAI投資法について

1984年に発足したFAIクラブで継続的に行っている、低位株を対象とした売買手法です。
下げきった低位株からお宝を見つけ、年単位の上げトレンドに乗ることを狙います(下値余地のない、上がりそうな銘柄を安く買って、大きなトレンドの節目で売る)。

職人的なプロがコンスタントに稼ぐ「うねり取り」に対し、ルールに則って低位株を選別するFAI投資法は、投資初心者でも取り組みやすく、まさに“資産形成”のための投資手法といえるでしょう。

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多数の銘柄を選定する低位株投資

FAI投資法=低位株投資法

うねり取りのように売買対象の銘柄を限定するのではなく、低位株に範囲を限定する投資手法です。株式市場には、時代によって居所(いどころ)が大きく変わる銘柄がたくさんあります。

それらの銘柄は、たとえ業績などに大きな問題がなくても、人気量が少ないときには非常に安い位置にいます。こういった銘柄が安値圏から上昇していく過程を狙って買えば安全かつ効率が良い、という考え方に基づく売買手法です。

月足チャート

銘柄の選定基準

銘柄の選定には、月足(つきあし)チャートを用います。
相場技術論に基づき、月足チャートによって長期にわたる人気の変動を見て買う時期を考えます。安値圏から上昇に移行するトレンドの変化に注目して多くの銘柄を選定し、それらに資金を分散させます。

何銘柄に分散するのか

おおよそ15〜20銘柄に分散します。
規定では、同時にポジションをもつ最高が24銘柄です。ある程度分散しておいたほうが物理的にも精神的にも楽に実行できます。

人気の圏外にある低位株を手がけるので、少しの読み違いで半年から1年のズレにつながることが考えられます。ですから積極的に分散することで、効率を向上させようとします。分散しているクセの異なる多くの銘柄を相手に細かいポジション操作を行うのは、独りで行う作業としては無理があります。うねり取りなどに比べると、実際の売買は大ざっぱな印象です。

林投資研究所が運営するFAIクラブ

林投資研究所が運営するFAIクラブは毎月、FAI投資法を実践する個人投資家だけが集まり、売買の研究とともに月足の比較検討を行い、FAI投資法のための銘柄を選定しています。FAIクラブでは現在、新規のメンバーは募集していませんが、選定銘柄の情報や関連する読み物を、『研究部会報』、『林投資研究所レポート』に掲載しています。

研究部会報の詳細確認はこちら

林投資研究所レポートの詳細確認はこちら

林投資研究所が運営するFAIクラブ

実践のためのバイブル

【原本】FAIクラブの株式投資法

【原本】FAIクラブの株式投資法

林投資研究所が創業以来、発行し続けている売買手法の研究誌「研究部会報」に連載を開始し、真剣に手法の解説をしました。
その連載をまとめたのが本書『【原本】FAIクラブの株式投資法』です。

VOL.1とVOL.2は主にFAI投資法のルール、具体的売買法、上達法について書かれています。VOL.3は、1984年7月〜1989年11月の「FAI選定銘柄および解説」と「FAI通信」を再掲したものです。

FAIクラブの株式投資法 続講(1)〜(3)

売買ルールを徹底解説

【徹底解説】FAI投資法 完全ルールブック

【徹底解説】FAI投資法 完全ルールブック

まずFAIより始めよ!
最新ルールに対応したFAI投資法のバイブルです。
FAIルールに基づいた「買い方」「売り方」、さらに一歩踏み込んだ「使い方」を徹底解説します。
「底型」「三角形」「兆し陽線」など、「型」の解説だけでも86ページ。55パターンのチャート分析を用いた詳細かつ丁寧な説明で、FAIルールによる「買い時」「売り時」が完ぺきに理解できます。

また、これまであまり触れられていなかったFAIの「カラ売り」についても言及しています。2008年、2018年のルール改定に対応。

必須アイテムをそろえる

プロ仕様・大判(FAI規格)月足チャート

プロ仕様・大判(FAI規格)月足チャート

林投資研究所による、大判の月足チャート出力サービスです。
過去10年(または20年)間の月足チャートを、描き足しが楽なオリジナルの目盛も含めてコンピュータ出力します。

  • 過去10年(または20年)分の月足チャート+描き足し目盛り14年(または4年)分
  • 低位株月足チャート20年
  • お好み月足チャート10年
  • 【初回限定】5銘柄月足チャート10年

(1) 低位株月足チャート20年

より長期の波動を見るために有効と考え、「お好み月足チャート10年」を、さらに長期間にしたバージョンをスタートさせました。こちらも、1銘柄単位で受け付けています。

低位株月足チャート20年のお申し込みはこちら

銘柄数 1銘柄あたりの価格 送料
1〜4銘柄 4,950円(税込) 全国一律900円
5〜30銘柄 4,400円(税込) 全国一律900円
31〜50銘柄 3,850円(税込) 全国一律900円
51銘柄以上 3,300円(税込) 全国一律900円

(2) お好み月足チャート10年

月足チャート出力サービスは、1銘柄単位で受け付けています。
お申し込み後に林投資研究所から「注文確認書」と「払込用紙」を郵送します。そして、ご入金確認後に1銘柄ずつ作成し、入念なチェックを行ってから発送します。

お好み月足チャート10年のお申し込みはこちら

銘柄数 1銘柄あたりの価格 送料
1〜4銘柄 4,400円(税込) 全国一律900円
5〜30銘柄 3,850円(税込) 全国一律900円
31〜50銘柄 3,300円(税込) 全国一律900円
51銘柄以上 2,970円(税込) 全国一律900円

(3) 【初回限定】5銘柄月足チャート10年

はじめてのお申し込みに限り、5銘柄のみで承ります。

【初回限定】5銘柄月足チャート10年のお申し込みはこちら

銘柄数 価格 送料
5銘柄 9,900円(税込)
※ 1銘柄あたり1,980円(税込)
全国一律900円

ファンダメンタルの推移を見る

FAI投資法では、月足の観察で人気の推移を見るのが基本ですが、業績や財務状況もチェックします。
業績は、単にPER(株価収益率)を見て割高・割安を判定するのではなく、実際の値動きをベースにして株価上昇につながりそうなプラスの変化に注目します。また財務状況もチェックして、安かろう悪かろうの銘柄を避けるようにします。

単純な割高・割安を考えても、実際の値動きとはかけ離れた結論しか出せません。実践的には、業績や財務状況の変化を見る必要があります。そのためには、数年間データをさかのぼることが不可欠です。

これを実現するために、FAIクラブでは、大量のデータを管理して「ファンダメンタル分析データベース」を構築しています。データベースで分析・表示できるのは、以下の4つのコンテンツと各種の株価データです。

(1) 【時系列】業績・財務分析シート(データスリップ)

 【時系列】業績・財務分析シート(データスリップ)

業績・財務データの推移が一目瞭然

業績・財務データを株価と連動させてわかりやすく整理。上方修正・下方修正も含め、1990年以降〜直近までの時系列表示が可能。低位株投資の“実践”に使える超便利ツール。

【閲覧できる項目】

  • 業績データ(単独/連結)
    売上、営業利益、経常利益、変化率(%)、一株利益、一株配当
  • 財務データ
    資本金、一株資産、総資産、有利子負債比率、株主資本比率

【お試し版】業績・財務分析シート(無料・登録不要)はこちら

(2) FAI銘柄スクリーニングシート(チェックリスト)

FAI銘柄スクリーニングシート(チェックリスト)

FAIルールに合致する銘柄をチェック

業績・財務データのほか「一株資産(割込)比率」「6連続陰線」「30%以上増益」「3期連続資産増加」など、9項目のFAIルールに合致する銘柄を機械的にピックアップ。

【閲覧できる項目】

  • 業績・財務データ
    前期確定経常利益、今期予想経常利益、増益比率、株価、前期配当、配当予想、増配復配
  • FAIルール検証データ
    一株資産、一株資産比率、債務超過、十字足、5期連続無配、6連続陰線、5連続陽線、3期連続資産増加、

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(3) 財務健全性チェックシート(福田リスト)

財務健全性チェックシート(福田リスト)

財務データを一括チェック

低位株投資の最大のリスク、「危ない会社」を見分けるツールを証券アナリストが考案。財務の健全性・安全性が一目瞭然。

【閲覧できる項目】

  • 株価、一株資産、一株資産比率、総資産、株主資本、株主資本比率、有利子負債、有利子負債比率、発行株式数、5%株式数

【お試し版】財務健全性チェックシート(無料・登録不要)はこちら

(4) 小動き・兆し陽線リスト(コラム)

財務健全性チェックシート(福田リスト)

小動き・兆し陽線銘柄をリストアップ

買い銘柄選択の決め手となる、「小動き」「十字足」銘柄と「長大陽線」「連続陽線」銘柄をピックアップして一覧表示。

【閲覧できる項目】

  • 小動き銘柄、十字出現銘柄、長大陽線銘柄、5連続以上陽線銘柄

【お試し版】小動き・兆し陽線リスト(無料・登録不要)はこちら

(5) その他、閲覧可能な株価データ

以下の株価データサービスを追加料金なしで利用できます。

  • 月足表示 (4本値)
  • 日足表示 (4本値+出来高)
  • 場帳表示 (終値+出来高)
  • 月間高低表 (4本値)
  • 選定銘柄の動き (月足・日足4本値)
  • 株価の更新は原則、毎週末です。日々の株価チェックには不向きです

(6) いつでも、どこからでもアクセス可能

ファンダメンタル分析データベースは、林投資研究所のWebサーバ内にデータを保存しています。インターネット経由で、どこからでもアクセスできます。また、特別なソフトをインストールする必要はありません。PCやスマホのブラウザで、データを確認することが可能です。