コード | 3407 |
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著者 | 板垣浩 |
出版・制作 | 同友館 |
大きさ | 四六判 |
備考 | 262ページ |
価格 | 2,136円(税込) |
個人投資家から資金を受託するファンドマネージャーとして大きな成果を上げた建設株専門の板垣浩氏が、プロの立場からアマチュアの趣味的な売買を批判し、上達法を示した。アマチュアの悲劇的な売買の質を変えるための努力を促す。
−目次−
はじめに
第1部 ノルマ
- 売買は行動だ
- 努力・研修
- 営利主義
- サシヒキ・テスウリョウ・ホユウ
- お客に儲けてもらう
- 意図的に損させるのではない
- 証券会社に何を期待するか
- フローよりストック?
- 社員営業と外務員
- 枯れた人こそ得難い人
- 技術者と商売人
- 投資家の自己の責任
- 自己売買は内部でさえわからない
- 部内でも売買する
- 商売に理解のない人の売買
第2部 市場分析と銘柄
- 分析というもの
- 三種のデータ
- 値動きデータ
- 投資顧間と投資信託
- 個人決断と合議制
- 愚衆か愚衆から抜け出すか
- 理論はダメだと理論的に知れ
- グラフは便利だが
- 見えてくること
- やさしい資料の作り方
- 評論家と相場師
- 証券会社の重役は?
- ゴルフでも相場でも
- ダボハゼ
- 適正検査
- 飛躍
第3部 情報
- アメリカ
- 情報操作が問題
- 最低層
- 上級・中級・下級
- 生徒なのに
- 教わるとき
- 情報の発生と伝達
- 価値が下がって価格は上がる
- いいかげんな本
- 情熱のないレポート屋
- 驚くべき指示
- 当て屋は当たっても効率が低い
- レポート屋の専門家?
- あまりにいいかげんな解説
- 「相場をやる側」の自覚
第4部 勉強
- お料理学校の悲劇
- 基礎
- 辛抱
- 宇宙船
- 地獄
- 部屋は資料に占領された
- 氷山の下部
- 変身するために
- 便利なB4判データ・スリップ
- テクニカルは個人的なこと
- 知的作業と能力的作業
- テクニカルズの本質
- 第一回の試験
- 「もう少し」の辛抱が大事
- 手間をかけるのは上昇のステップ
- 脱線しないように
- グラフ研究の範囲は広い
- 相乗効果のあるように
- どうせ亡者が相手
- 上手な人は少ないのだ
- 資金量は問わない
第5部 売買
- 記帳ということ
- 別の世界の入口
- 質のちがう売買
- 帳面は大体の記帳ではない
- ゆっくり売買せよ
- ちがうルールのゲーム
- 玉の修正
- ハウツー本は粗雑
- 理屈はそうだが
- 細かい分割が持ちわざ
- 期間が違っても同じうねり取り
- 趣味的要素の排除
- 誤解のかたまり
- 基本を身につける方法(1)
- 基本を身につける方法(2)
- 基本を身につける方法(3)
- 技術の向上
- 「ひとりよがり」でない売買
- 別な人間になってくる
- 心の余裕と技術の安定
- 研究より上達
- 読者は「売買をやる人種」